東京・羽田にある時代の遺物(羽田可動橋2)
こちらの記事は続きとなります。前回は↓から
今回は橋の構造や合流部について素人ながらの観察を語っていきたいと思います。
橋脚部回り
橋脚は前後アプローチ部と旋回部2つに分かれています
橋脚旋回部の拡大
右側の円柱部分が支点となり反時計回りに回って接合、時計回りで分離という動きをすることが捉えられます。
またアプローチ部から点検用通路が伸びて移動できるようになっています。
左側の扇部にはレールと思わしき線とその上に乗る台車のようなものがあります。
台車と橋脚の間の黒いものはゴムばね?
レールの上表面が錆びていて動いてないことがわかるように見えます。
接合部の状態
このように接合部に柵がつけられ下から登れないようにされていて、また一番上がねずみ返しのような形状となっています。
ちなみにこれ下からみると遠近感がちょっと狂うんですが少し遠くから見ると道路の横の防音壁?の下あたりまで柵が立っていて恐らく今橋を接合させようとしても干渉して繋げられないように見えます。
可動部の岸壁についていましたが、ここから橋の開閉していた時間がおおよそわかりますね。
橋脚にも書かれていましたが繋がっているとき桁下4.5m以下の船でないと常時通行不可となっていました。もちろん現在は常に開きっぱなしのようなので制限がないような状況ですが
川を挟んで反対側は首都高のメンテンナンス基地で直接観察をすることは不可能ですが基地内のアプローチ部のそばには橋の監視塔及び制御塔?になってるらしき建物が見えます。
最後合流部方面につながるアプローチ上には合流先にある昭和島JCTの案内看板が設置されています。一体いつ頃に作られたものなんでしょうね…?少なくとも湾岸線に接続された1983年以後のものとは見れますが。
またアプローチ線上には電燈も設置されていますがだいぶ汚れがついていて整備の手がそこまで入ってないように見えます。
そして上り本線との合流部です。逆走防止で進入禁止表示と赤白バリケードブロックで塞がれてます。この先が昭和島JCTとなります。
ということで2回に分けた羽田旋回橋の様子いかがでしたでしょうか?
今後もこのような不思議な建物を見つけては紹介していきたいと思います。
ありがとうございました。(@^^)/~~~
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